県内就職希望が県外希望を逆転 鹿角の新卒高校生

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 鹿角管内の高校3年生の就職に向けた動きで、県外の希望者が県内よりも多かった前の月から逆転し、県内希望率が63%に上がりました。

 ハローワーク鹿角の9月末時点のまとめによりますと、管内の高校と支援学校の就職希望者は49人で、前の年から5人増えています。

 8月末までの希望地別の人数は、県内が24人、県外が25人となっていて、18年前の平成20年度以来、県内の希望率が50%を割り、働き手が不足する地元で不安が広がっていました。

 事業所への学校からの推薦が9月1日に始まり、ハローワークが9月末時点であらためてまとめたところ、県内が31人、県外が18人となり、状況が逆転しました。

 県内希望率は63%まで上がり、過去5年間の平均とほぼ同じ水準になっています。

 ハローワーク鹿角では、「漠然と希望していた高校生たちが、実際に求人内容を見たり、地元企業との意見交換会などで得た情報を参考にして、希望を変えたことなどが考えられる」としています。

 ただ、管内の企業からの求人は154人分あり、大きく不足しています。

 ハローワークでは、「今後、進路を進学から就職に変更する生徒や、第二希望に挑戦する生徒も出てくるため、引き続き地元企業の魅力を紹介したい」としています。

 いっぽう内定は9月末時点で、県内希望者が58.1%、県外希望者が50%まで進んでいます。

 全体の内定率の55.1%は、例年以上に早かった前の年からは13ポイントほど低いものの、過去10年の平均とほぼ同じペースです。

 また、管内の企業への就職内定者は16人で、事業所ベースの充足率は10.3%にとどまっています。