鹿角市の議会の改革検討委員会がおよそ1年半の審議を終了し、定員、報酬については具体案をまとめず、議長に判断を委ねました。
委員6人による改革検討委員会が去年6月の初会議以降、10の項目について、議員全員からアンケートや会議で意見を受けるとともに、委員会内で議論を重ねた末、2日、議長に提出する報告書をまとめました。
定員については、「意見の一致に至っていない」とするいっぽう、議員へのアンケートや類似自治体との比較で一定の整理ができたとし、「それら資料を参照しながら最終結論を導き出してほしい」と議長に委ねました。
今後議長が、運営委員会や次期の改革検討委員会で審議するかなどを決めます。
アンケートでは、「削減」の支持が11人で、「現状維持」の7人を上回り、また削減する人数は、半数にあたる9人が、現行から2人減らした「16人」が妥当と回答しました。
鹿角市の定員は、2人減らした9年前から据えおかれています。定員の検討で一般的に用いられている人口は、その9年間で2割あまり減っています。
また報酬も委員会の具体案はまとめず、議員のアンケートで「改定不要」の求めが11人、「増額すべき」が4人だったことなどを資料として示し、こちらも最終判断を議長に委ねました。
鹿角市の議員報酬は、地域経済の厳しい状況を考慮するとし、減額した16年前から据え置かれています。
いっぽう、各委員長の報酬の加算、政務活動費の増額と使い道の拡充、代表質問への再質問の導入などは、必要という具体案をまとめ、議長に提案することにしました。
改革検討委員会の栗山尚記委員長は、「改革しようという声が少なかったのが残念だ」と述べるとともに、定数について、「議員を志す人、引退を考える人のために、改選2年前の来年3月までには最終決定すべきだと思う」と話しています。

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