初開催の本格フェス、熱気あふれる 鹿角市大湯

初開催の本格フェス、熱気あふれる 鹿角市大湯

 プロのミュージシャンたちの出演を中心とした野外音楽フェスが鹿角市で開かれ、出演者と観客の熱気で初開催が盛り上がりました。

 これは、若者や子どもたちに、地元に誇りをもってもらおうと有志たちが初めて開いた「クロマンタROCK―FES(ロックフェス)」です。

 主催者は、「複数のプロが出演し、有料で観客を内外から呼び込むフェスは、鹿角では初めてではないか」としています。

 1日、鹿角市大湯の道の駅に用意された特設会場のステージに、プロ、アマチュアの7団体が順に上がりました。

 超実力派と称されるロックバンド「サスペンデッド・フォース」のステージでは、ハードロックやファンクなどの要素を盛り込んだ、ノリのいいナンバーが高い技術力で演奏され、観客たちがリズムに合わせて体を動かしつつ楽しんでいました。

 またトリには、日本のポップロック界を代表するバンド「サニーデイ・サービス」が登場し、エモーショナルなメロディーのヒットソングを披露して、観客たちを独自の世界観に引き込んで魅了していました。

 サニーデイ・サービスのボーカル・ギター、曾我部恵一さんは、「こうして開けた気もちのいい場所で、自分たちの音楽を楽しんでもらえて良かった。今回のフェスの立ち上げのような行動が増えれば、町の楽しみも増えていくのではないでしょうか」と話していました。

 いっぽう出演団体には地元や地元出身のバンドもおり、古里を盛り上げました。

 横浜を中心に活動している「H.A.T.(ハット)」のドラマーで、鹿角市花輪出身の玉内涼竜(りょうたつ)さん(30)は、「地元が好きなので、初開催のこのステージに立てて、アーチストとして幸せです。今後もライブでファンを大切にしていきます」と話しました。

 初開催にこぎつけた実行委員会の奈良大氣(たいき)委員長(42)は、「苦労が多かったし、チケットの販売もいま一歩だったが、開催することに意義があると考え、ここまで来られた。若者に鹿角を誇りに思ってもらえるよう、開催を継続したい」と話しています。

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