ノロウイルス警戒し巡回指導 鹿角市

ノロウイルス警戒し巡回指導 鹿角市

 ノロウイルスが原因の食中毒の発生のおそれがある寒い時期を控え、食品を取り扱う事業者に予防を呼びかける巡回指導が鹿角地域で行われています。

 ノロウイルスは下痢やおう吐などの症状を引き起こすウイルスですが、それが原因となった食中毒は冬に集中する傾向にあります。

 日本食品衛生協会が11月から4か月間を予防強化期間に位置づけていて、これを前に、食品を取り扱う事業者への巡回指導が鹿角市と小坂町で行われています。

 29日に花輪地区の一部で行われた指導では、県から委嘱を受けた食品衛生指導員たちが手分けをして、飲食店38軒を訪れました。

 そして店内の状況を確認するとともに、手洗いや消毒、調理する人の健康管理などを徹底するよう呼びかけました。

 また、食中毒の予防策の実施状況を毎日記帳する「ハサップ」と呼ばれる記録簿の状況を確認していました。

 巡回を受けた花輪下堰向の飲食店の店主は、「手洗いなどの基本を大事にしています。清潔感はお客さんにも伝わりますから」と話していました。

 鹿角食品衛生協会の畠山大和理事(60)は、「衛生管理は、当たり前のことを当たり前にすることです。意識を高くもってほしい」と話しています。

 日本食品衛生協会によりますと、去年までの過去5年間に発生した食中毒のおよそ6割をノロウイルスが占め、そのうち74%が冬に発生しており、これからの時期に特に注意が必要になっています。

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