認知症の人やその家族に優しい町をめざし、サポーターを養成する講座が鹿角市で開かれました。今回の受講者たちは、小さいながら、頼もしい「助っ人」たちです。
鹿角市は認知症の人やその家族に対する理解を広めようとサポーターの養成講座を続けていますが、受講者の一部は幼児たちです。
昨年度までの7年間で、1100人ほどが受講しました。
市は幼児にサポーターになってもらうことで、子どものころから偏見をもたずに認知症の人を応援してもらうこと、幼児ならではのソフトな関わり方に、認知症の人たちの心を和ませる強みがあると期待しています。
27日は、花輪小平のあおぞらこども園の年長児およそ20人が養成講座を受けました。
担当者たちが話や絵本や紙芝居をとおして、認知症の人は、忘れることや、怒ること、元気がなくなることが増えると説明しました。
またクイズでは、自分のおばあちゃんの様子がおかしい時、作ってくれた料理の味がへんだと思った時にどうすればいいかが問われました。
そして、「おばあちゃんにへんだよと言ってしまうと、おばあちゃんが悲しくなるよね。お母さんに知らせましょう」と呼びかけました。
最後に、困っている人がいたら、助けてあげたり、笑顔で話したりするよう呼びかけられ、約束できるかが問われると、園児たちのたくさんの手が上がりました。
受講した6歳の女の子は、「困っている人がいたら、助けてあげる」と話していました。
鹿角市あんしん長寿課では、「幼いうちから、認知症の人に優しく接することを習慣にしたもらい、声を掛け合う、分かりあう町にしたい」としています。

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