鹿角市最大の催しで、ユネスコ無形文化遺産に登録されている祭り「花輪祭の屋台行事(花輪ばやし)」を運行する組織が新しい人事を決め、来年の本番に向けて体制を整えました。
花輪ばやしと花輪ねぷたの運行の代表者たちでつくる「花輪ばやし若者頭協議会」の総会が23日夜、花輪のホテルで開かれ、新しい人事を決めました。任期は1年間です。
組織を統括する会長は、新町の佐藤健太さん。会長の補佐、代行をする副会長は、大町の丸岡俊介さんと、六日町の齋藤涼太さんです。
また、運行の最高責任者となる外交部長は、舟場元町の阿部朗人(あきと)さん。中核の神事「朝詰」のみこし渡御や、事前の準備をまとめる総務部長は、谷地田町の伊多波恵児朗(けいじろう)さん。交通関連などを担当する交通施設部長は、組丁の大里雄希さんです。
第59代の会長に就任した佐藤さんは、製造会社に勤めている37歳。若者頭協議会の会長では、初の平成生まれです。ことしは外交副部長を務めていました。
佐藤さんは花輪ばやしの最大の魅力はおはやしだとし、「日本の誇る三大ばやしの一つであり、未来にしっかり伝えていきたい」と話しています。
会長の最大の任務に、「安全第一のお祭り」を挙げるいっぽう、少子化のなかでの継承が課題になっているとし、「今参加してくれている子どもたちを大事にするとともに、あらたな呼び込みも欠かせない。SNS、出前講座などは特に力を入れたい」と考えています。
新町からの会長の就任は11年ぶり、12人め。また新町による12人めの会長就任は、祭りに参加する10の町内のなかで最多です。

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