鹿角市の4地区で文化祭 十和田は伝説の切り絵など

鹿角市の4地区で文化祭 十和田は伝説の切り絵など

 芸術の秋、文化の秋に市民が作品や芸能を披露し合う鹿角市の文化祭が始まり、地元が誇る伝説をモチーフにした切り絵などが注目を集めています。

 23日に始まった鹿角市の4地区の文化祭のうち、十和田の展示では、幼児のほほえましい工作から本格的な油絵までがびっしりと並んでいます。

 写真の展示では、美しい夕焼けや花に止まったチョウなど、撮影した人の感動が捉えられています。

 また障害のある人たちの書道の作品は、「えがお」「心」などと書かれていて、その筆遣いから、ひたむきに作品に向き合う様子がうかがえます。

 企画展示は切り絵のグループの作品で、能の謡曲「錦木」などの題材になるなど全国的な知名度をもつ地元の伝説「錦木塚物語」などが取り上げられています。

 その伝説に関する作品は、ストーリーの場面ごとの18枚あり、子どもをさらうオオワシの登場から、政子姫と若者が一緒に眠れるように墓が建立されたラストシーンまでが、順に分かる仕立てになっています。

 それらを切り絵で表現している作業は繊細で、その精巧さと素朴な仕上がりが訪れる人たちの目を楽しませています。

 観覧していた60代の女性は、「細かいところまでしっかり表現しているので、上手だなあと思いました。切ない物語なので、切り絵で表すと雰囲気がぴったりだと思います」と話していました。

 鹿角市の文化祭は25日まで3日間、4つの市民センターで開かれています。

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