脱炭素を率先している事業所を表彰する鹿角市の制度で、特に優れた取り組みをしているとして2つの事業者がたたえられました。
鹿角市は国より20年早い2030年までのカーボンニュートラルの達成をめざす取り組みの一環で、事業者や団体の二酸化炭素を減らす行動を「見える化」し、普及につなげようと、申請型の認定制度を設けています。
そのなかでも特に優れた取り組みをしている事業者、団体については、表彰しています。
今年度の表彰者が決まり、今月15日、2つの事業者に表彰状が贈られました。
そのうち柳澤鉄工所は、制度が始まった3年前以降、初となる2度めの受賞で、以前の表彰後さらに、金融機関の温室効果ガス排出量可視化システムの活用や、使用電力量の一部に地元の再エネ電力を充てるなど、ハード整備に寄らない取り組みの模範生が光ります。
また北都銀行鹿角支店は、店舗内で地元の再エネ電力を使っているほか、銀行全体の取り組みとして、地元事業所の脱炭素化を支援する融資商品や、二酸化炭素吸収量などを価値化した金融商品を取り扱うなどしています。
表彰にあたり笹本市長は、「意識啓発の面が大きく、2030年のゼロカーボン達成に向けて地域をけん引してもらっている。こうした人たちをたたえるという市のシグナルを示し、ほかにも広げたい」としています。
柳澤鉄工所の柳澤康隆社長(44)は、「二酸化炭素の排出を削減することで、自社の経費も下げられる。片方のための出費よりも良いことだとして、選択の際に意識して選んでいる」と話しました。
また北都銀行鹿角支店の児玉誠之(ともゆき)支店長(47)は、「銀行全体で脱炭素の支援を提供するとともに、支店単位でやれることも取り組んでいる。ゼロカーボンや電気の地産地消」に貢献したいと話しています。







