風力発電計画への市長の反対求め請願 鹿角市の団体

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 鹿角市花輪で構想されている風力発電所の建設に反対する市民団体が、市長に建設に反対する意思表示をするよう求める請願書を提出しました。

 中心市街地の東およそ5キロの花輪上沼(うわぬま)では、尾根沿いに8キロほどにわたり、高さ200メートル前後の風車を20基程度建設する構想を、2つの事業者が進めています。

 これに反対する地元の市民団体「青垣山の自然と景観を守る会」と「青垣山の自然を後世に残す会」が21日、請願書を笹本市長に提出しました。

 請願書では計画について、事業の収支、事業終了後の復旧、ユネスコ世界文化遺産の大湯環状列石からの景観、活断層と旧鉱山の坑道、希少動植物、それに水源と土砂流出の懸念の6つの分野で、問題があるとの見かたを示しています。

 また、市民の合意形成がなされていないとも指摘しています。

 そのうえで笹本市長に対し、計画に反対する意思表示をするよう求めています。

 さらに2つの会では、計画に反対する人の署名をことし5月から20日まで集めた結果、市内、市外から2千600あまりが集まったとし、これを市に示しました。

 市はこれまで、事業者による調査の結果が出てから賛否を明らかにする姿勢をとり続けています。

 請願書を受け取った笹本市長は取材に対し、「今回の風力発電事業は、市として受け入れを前提としたものではない。現在事業者が景観や環境への影響の調査をしている段階であり、ニュートラルな立場で調査を注視している」と話しました。