平均価格、過去10年の最高値 「かづの牛」の競り

平均価格、過去10年の最高値 「かづの牛」の競り

 鹿角のブランド牛肉「かづの牛」の競りが鹿角市の市場で行われ、上場頭数が増えるとともに、高値がつき、活気づきました。

 鹿角市花輪菩提野の鹿角家畜市場で20日、年1回の競りが行われ、48頭が上場しました。

 そのうちかづの牛の名で売り出している日本短角種の子牛は、鹿角市と小坂町の畜産農家と地元の農協から30頭が上場し、うち25頭が競り落されました。

 上場頭数は、過去最少を2年連続で更新していた去年から6頭増え、3年ぶりに30頭台に回復しました。

 また競りでは、日本短角種の子牛、一頭あたりの平均価格が38万5千720円となり、去年よりおよそ7万6千円、率にして25%近く値を上げました。

 今回の平均価格は、過去10年のなかで最高値となり、子牛を生産している地元の繁殖農家たちにとってうれしい結果となりました。

 背景について地元の畜産農協では、「県外の複数のバイヤーから、赤身肉の需要が多いから買いに来たという声があった。かづの牛の去年1月のGI登録以降、認知度の広まりを感じる」としています。

 子牛5頭を持ち込んだ50代の男性は、「想定よりも高値がついたので、やりがいを感じる。全国的に牛を飼う人が減って、値段が上がっていくようなことがあれば、逆に、飼育を始める、増やすチャンスになるかもしれない」と話していました。

 競りを主催した秋田県畜産農協鹿角支所では、「かづの牛のおいしさを知る人が増えて、需要が高まっている。農協でも買い支えを努力するので、飼育が一頭でも増えてほしい」としています。

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