鹿角市がまとめた保育所などの再編案が有識者の会議で示され、通園への支援を求める声などがありました。
市は急激な少子化に対応しようと、市の保育所と認定こども園の6施設を5年半後までに2つに集約し、民間の1つとあわせ3つの施設で対応していく素案をまとめました。
市の教育委員や市内の幼保、小中学校、PTAの代表などによる「子ども・子育て会議」が15日、福祉保健センターで開かれ、市が保育所などの再編の検討のたたき台となる素案を示しました。
委員からは、「少子化の見とおしが甘かったのではないか」「再編の提示が極端に急だ」などの厳しい指摘がありました。
いっぽう、「通園の支援策が計画にないため、保護者が心配している。あわせて考えてほしい」との求めがありました。
これに対し市側は、「チャイルドシートの大きさが子どもの成長段階で違うことや、慣れている保護者の送迎がいいとの考えがあったが、説明会でも心配する声を受けた。今後の検討のなかで対応を考えたい」と答えました。
また送迎における保護者の負担を理由に、八幡平唯一の施設の閉園時期について、「小中学校の閉校まで延長してほしい」との意見もありました。
ほかに、今回の再編の先を問われた市側は、「出生数や保護者の就業地を考慮している。小中学校の再編案のように、1つにするのはふさわしくないと考える」と説明しました。
市は今後もパブリックコメントなどで市民の意見を受けつつ、来年3月までに計画を決めることにしています。
いっぽうこの日の会議では、同じく市が明らかにした放課後児童クラブの再編計画の素案も示されましたが、委員からの意見はありませんでした。

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