来年3月に卒業予定で、就職を希望する生徒に対する鹿角管内の求人倍率は6.33倍で、増加傾向にあるなかで10年前の2.3倍にふくれ上がっています。
ハローワーク鹿角の8月末のまとめによりますと、管内の高校と支援学校を来年3月に卒業予定で就職を希望する生徒は、前の年より3人多い49人です。
いっぽう、県内の希望の24人が前の年から4人減っているのに対し、県外の希望の25人は前の年から7人増えています。
県内の希望を率で示しますと49%で、前の年から12%の大幅なダウンです。
県内の希望率が50%を切ったのは18年前の平成20年度以来ですが、当時、県内希望者が55人いたのに対しことしはそのおよそ4割の24人で、少子化と進学志向のなか、統計がある平成元年以降で最も少なくなっています。
対して、事業所からの求人は57社からの152人分で、去年から22人分、減っていますが、高校生の希望者数を大きく上回る求めがあります。
この結果、高校生一人に対し事業所から何人の求人があるかを示す管内の求人倍率は、6.33倍で、前の年度から0.12ポイント上がるとともに、年々上昇傾向にあるなか、10年前の2.3倍にのぼっています。
地元の事業所で若い労働力の確保が困難な状況を裏づけていますが、少子化と都市への流出で若い世代の減少が続くなか、地元の企業の魅力をどのように伝えていくかや、若者に魅力のある企業づくりが課題になっています。
新規高卒者の就職をめぐっては、事業所への生徒の推薦や、選考が先月解禁されていて、すでに内定の動きが出ています。







