鹿角市の伝統芸能「花輪祭の屋台行事(花輪ばやし)」の笛と三味線の練習会が行われていて、ユネスコ無形文化遺産に登録されている祭りの担い手が育てられています。
この練習会は、花輪ばやしの演奏の保存と後継者の育成をしている団体が、年4回開いているものです。
花輪ばやしの演奏のうち、太鼓とかねは各町内の大人たちが指導できますが、笛と三味線は奏者が限られているため、練習会が貴重な場になっています。
4週間行われる秋の練習会が現在行われていて、初日の6日のスタート時はおよそ20人が集まりました。
会場の花輪谷地田町の交流プラザで受講者たちは、上達度による少人数のグループに分かれ、祭りで演奏をしている大人たちに指導のもと、繰り返し練習しています。
三味線を習いに、夏に続く2度めの参加となっている花輪の小学3年の女の子は、「三味線を弾いているお母さんが格好良くて、習いに来ました。お祭りで屋台に乗って弾きたい」と話していました。
今回は参加者が過去5年の秋の練習会のなかで最も少なくなりましたが、初参加が去年から2人増え、また地元の花輪地区以外からの参加もあります。
顔ぶれは小学生から60代までと年代が広いものの、全員の目標が、正規の伝承曲12曲すべてを覚えることです。
主催する花輪ばやし祭典委員会保存育成部の佐藤孝部長(55)は、「なるべく多くの人に、和楽器、おはやしを演奏する魅力にふれてもらって、ゆくゆくはお祭りを楽しんでほしい。ていねいに指導していきたい」と話しています。

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