災害時の代替え施設へ機能移転訓練 鹿角の警察署

災害時の代替え施設へ機能移転訓練 鹿角の警察署

 災害で警察署の建物が使えなくなった場合を想定した警察の訓練が小坂町で行われ、代わりに使う施設に機能を移転する流れが確認されました。

 鹿角警察署は災害などで庁舎が使えなくなった場合に備え、同じ鹿角市花輪にある県鹿角地域振興局と機能を移転できる協定を結び、定期的に訓練しています。

 13日は、鹿角市内が地震で大きな被害を受けたという想定で、小坂町役場を使った訓練が初めて行われました。

 集まった警察官およそ10人は、無線、投光器、地図など、最小限の必要な機材がそろっているかを確認し、町から借りた会議室に運び込みました。

 そしてテーブルごとに交通や広報などの班を設け、それぞれで必要な機材を配置しました。

 災害時の情報収集に欠かせない無線局の開局訓練では、ベランダにアンテナを設置するとともに、発電機で電源を確保し、無線を使えるように整えました。

 参加した警察官たちは、万一の際にスムーズに行動できるよう、一つ一つの手順を念入りに確認していました。

 初めて参加したという20代の女性警察官は、「災害時にどの物品が必要かを一人一人が理解しておくことで、間違いなく行動できると感じた。冷静に活動できるように、きょうの訓練を生かすとともに、日ごろから防災の意識を高くもちたい」と話していました。

 鹿角警察署の嵯峨裕作副署長は、「災害時の初動では、被害を把握するための無線の確保などが重要になる。災害はいつ起こるか分からないため、平素から万全に備え、地域住民の安全、安心を守っていく」としています。

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