小坂町の鉄道のテーマパークで、ブルートレインに乗る体験や、レールバイクなどの遊びが楽しめるイベントが始まりました。
これは、廃止された鉄道の駅がそのままテーマパークになっている「小坂鉄道レールパーク」が、10月14日の鉄道の日にちなんで毎年開いている催しです。
初日の11日、駅の構内のあちこちに様々な車両が置かれるとともに、時刻を指定し、順を追って楽しめるガイドツアーや撮影会などが用意されました。
寝台特急「あけぼの」の車両には、走る列車に乗っている疑似体験が味わえるシステムが設置されました。
窓にはめ込んだスクリーンに、夜の列車の車窓の映像が流れ、それにあわせた音声と、シートが振動する装置です。
二段ベッドの寝台特急の車内にいる感覚と相まって、雰囲気はさながらで、神奈川県川崎市から訪れた30代の女性は、「あけぼのに乗ったことはありませんでしたが、乗り心地を体験できました。おもしろかった」と喜んでいました。
またイベントでは、スペインの文化にもなっている「鉄道鍋」と呼ばれる料理のアレンジ版もふるまわれ、地元の40代の男性は、「興味深い味わいだった。料理も、鉄道も、歴史的なものが大事にされていて、いいことだと思う」と話していました。
この日はすっきりとした青空が広がっており、気もちよさそうに構内の隅々を散策する親子や、風を切るようにレールバイクを楽しむ人たちの姿もみられました。
イベントを立ち上げ、今も協力している小坂鉄道保存会の千葉裕之会長(63)は、「古い車両がいまも動いたり、夜中の保線作業の再現が見られるなど、ここには貴重なものがぎゅっと詰まっている。新たなファンを増やしつつイベントを続けたい」と意気込んでいます。









