鹿角市で県の授業づくりの研究大会 総合学習など

鹿角市で県の授業づくりの研究大会 総合学習など

 総合的な学習などの授業づくりの秋田県の研究大会が鹿角市の小学校を会場に開かれ、公開授業などをとおし教師たちがより良いあり方を探りました。

 これは秋田県の小学校の生活科と総合的な学習の研究協議会が開いているもので、関係者によりますと鹿角地域での開催はおよそ20年ぶりです。

 内外の小中学校の教師や関係者などおよそ120人が9日、鹿角市の十和田小学校に集まり、公開授業を見学するなどしました。

 鹿角市や小坂町の小中学校の総合的な学習では、子どもたちの地元への愛着を深めようとふるさと教育が取り入れられています。

 3年1組の総合的な学習は、地元に伝わる民話をテーマにしていて、児童たちが地域の人たちに披露する催しに向けて、授業のなかで発表の磨き上げをしています。

 担任の辻明日香教諭(32)は、授業を進めるなかでひんぱんに児童たちに問いかけていて、児童たちが集中しつつ、主体的に学ぶスタイルがとられていました。

 序盤のクラス全体での学びでは、これまでの振り返りときょうの授業の狙いを児童たちが考えて意識づけし、また中盤のグループワークでは、司会や意見の分類、まとめ上げのすべてを児童同士で担い、主体的に活動していました。

 終盤のグループごとの発表では、それぞれでまとめたことを示し合うだけでなく、内容を磨き上げるために、みんなで考えるように教師が働きかけていました。

 訪れた教師たちは、工夫している点を見つけてメモしたり、児童たちの目線が教師の顔に集まっている様子に感心したりしていました。

 参加していた鹿角市の小学校の教諭は、「声かけを積極的にして、児童たちの考えが深まるようにしていたことが特に印象的でした。勉強になりました」と話していました。

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