事業所閉鎖で求人2か月連続600人台 鹿角の労働市場

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 鹿角市と小坂町の管内の労働市場は、6月末に閉鎖した事業所に関連した動きの影響を受けるなどし、求人が2か月連続で600人台にとどまりました。

 ハローワーク鹿角の8月末時点のまとめによりますと、企業からの求人は603人で、前の月から24人減りましたが、5か月ぶりに達した前の月に続き600人台となりました。

 6月末の縫製会社の閉鎖に伴い管外から進出した企業の求人に応募が集中したため、ほかの求人への充足が進みませんでした。

 対して仕事を求めた人は、前の月から19人増えて549人となり、7か月連続で500人台と大きな数値となっています。

 これは、7月末に管内2社で事業所の閉鎖、事業縮小があった影響のほか、縫製会社の閉鎖に伴い管外から進出した企業の求人に応募するために多数の求職登録と応募があったためとみられます。

 これらにより、仕事を求めた人一人に対し企業からの求人が何人あったかを示す有効求人倍率は、前の月から0.08ポイント下がり、1.1倍となりました。

 5か月ぶりだった前の月に続き1.1倍を超えましたが、近年のなかでは低い水準です。

 ハローワークでは、「縫製会社の閉鎖に関連した様々な動きが続いているが、徐々に収束し、ほかの大規模な人員整理などの情報もないことから、当面は大幅な変動がなく推移していくと見込んでいる」としています。

 いっぽうで、「最低賃金の上昇とその効力の発生が近づいてきており、企業によっては前回から半年程度で更なる賃上げを余儀なくされるため、人件費の上昇に伴う事業の悪化や求人の手控えが懸念される。引き続き状況を注視していく」としています。