秋田と岩手にまたがる国内有数の紅葉の名所、国立公園の八幡平が見ごろを迎えていて、赤や黄に染まった絶景が訪れた人たちを喜ばせています。
八幡平はことし、国立公園の指定から70年の節目ですが、例年と変わらずすばらしい紅葉を見せています。
八幡平ビジターセンターによりますと、ことしの紅葉は平年並みに進んでいて、今週に入って色づきが増し、見ごろに入ったということです。
8日、景勝地の大沼では、赤いナナカマドや黄色いクロモジなどがきれいに色づき、青空も含め見事なコントラストを見せていました。
駐車場に降り立って、まず目に入ってくるのは、辺りを包み込むブナの黄色い葉です。
大沼に向かって散策路を降りていくと、黄色に染まった湿原の草が風にそよぎ、南側へ進むと真っ赤なレンゲツツジの群生地があります。
駐車場の対岸にはまぶしい黄色のミネカエデが続いていて、沼の北側では高台から沼と周りの紅葉を見下ろせるとともに、見上げると、きれいなグラデーションが頭上を覆っています。
秋田市から訪れていた50代の女性は、「20年ぶりの景色を感慨深く見ています。黄色いブナが特にきれいで、心が穏やかになります」と喜んでいました。
八幡平ビジターセンターでは、「紅葉はリレーしていくので、いつ来ても何かの木が見ごろです。来てもらったその日が最高の日なので、ぜひ見に来てほしい」と誘っています。
センターによりますと八幡平の紅葉の見ごろは、来週いっぱいあたりまで続く見とおしだということです。

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