ブナの実の調査、秋田は「並作」 引き続きクマに警戒

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 国によるブナの実の調査の結果が発表され、秋田県は4段階で豊作の次にあたる並作と判定されました。今後出没が増える時期を迎えることから、関係機関では調査の結果に関わらず、クマへの警戒を続けるよう呼びかけています。

 東北森林管理局の6日の発表によりますと、秋田県の51の調査地点のブナの実のつき具合を調べた結果、19か所で木の全体に、18か所で木の上の方に多くの実がついていました。

 対して、ごくわずかに実がついていたのは14か所、まったく実がついていない場所はありませんでした。

 このため、4段階で豊作の次にあたる並作と判定されました。ことし春の花のつき具合の調査では、豊作と予想されていました。

 秋田は令和元年以降、大凶作と並作を繰り返していて、今回も同様になりました。

 また、鹿角市に隣接する岩手県は豊作、青森県は並作でした。

 ブナの実は冬眠前のクマの主要な栄養源のため、凶作の場合、クマがえさを求めて人の生活圏に出没する傾向にあり、対して豊作の場合は出没が減るいっぽう、繁殖が活発になり個体数が増えると考えられています。

 鹿角市農地林務課では、「ブナ以外のクマの食べ物も山に豊富にあると報告を受けているが、例年事故が増える時期にきており、危機感を持って警戒している」としています。

 そして市民に対し、「リンゴが実り、クマがふもとに降りてくる可能性もあるので、外出の際は音を出す、クマの食べ物になるようなものを外に置かないといった、基本的な対策を続けてほしい」としています。