閉園延長など求め要望書 鹿角市の再編案で親の会 

閉園延長など求め要望書 鹿角市の再編案で親の会 

 2年半後の閉園案が示されている鹿角市八幡平の認定こども園の保護者の会が、市と議会に対し、閉園の延期などを求める要望書と2千100人あまりの署名を提出しました。

 市がまとめた保育所などの再編案の素案では、「八幡平なかよしセンター」の2年半後の閉園が位置づけられています。

 これに対し保護者の会の代表2人が6日に市役所を訪れ、笹本市長と児玉議長に要望書を提出しました。

 また先月1か月間で、センターと地元の小中学校の保護者や、自治会などから集めた2千100人あまりの署名を添えました。

 要望書では、閉園時期について、市が同じ八幡平地区の小学校、中学校の閉校を検討している5年半後まで延期することなどを求めています。

 受け取った笹本市長は、はじめに、「素案とはいえ、唐突感から不安をもたせてしまい申し訳ないです。」とお詫びしました。

 そして、「私の子どもたちもお世話になっているが、市長の思いとは分けて考えている。地域の子どもが少なくなっていくなかで、どのような保育環境が一番良いか、送迎などの面なども含め意見を出していただき、一緒に考えていきたい」と話しました。

 保護者の会の神田美樹会長(37)は、「市の事情もあると思いますが、お互いに納得できる形になるといい。子どもの心の負担や、育てる側の送迎の負担などを考えてほしい」と話しています。

 市は先日まで開いていた説明会の参加者の意見を踏まえて12月に再編案をまとめ、議会の意見やパブリックコメントなどを受けたうえで、来年3月に決定する方針です。

 また市は今年度、小中学校、保育所など、それに放課後児童クラブの大規模な再編案をまとめ、公表していますが、反対する要望書の提出は今回が初めてです。

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