社会奉仕などをしている鹿角市のロータリークラブが、市民の危機の解消に貢献しようと、クマを捕獲するおりを市に寄贈しました。
おりを寄贈したのは、社会奉仕や青少年の健全育成に取り組む花輪ロータリークラブです。
贈呈式が5日に市役所で行われ、石鳥谷雅人会長(64)から目録を受け取った笹本市長は、「命の危険を日常で感じるところまできている。不安なく暮らせる社会を皆さんとつくっていきたい」と感謝しました。
その場でデモンストレーションが行われ、おりの仕掛けを動かすと、鉄製の重い柵がすぐに閉まりました。
市によりますとクマを捕獲するためのおりは、去年の大量出没時に追加した5台を含め47台ありますが、去年秋の大量出没を踏まえ現在は、ほぼすべてが使用中だということです。
今回寄贈されたおりは、猟友会の会員たちのアドバイスのもとに、仕掛けの部分などに改良が加えられている、鹿角市オリジナルのもので、「メンテナンスをしていれば、50年以上使えそうだ」ということです。
石鳥谷会長は、「去年、知人が仕事中にクマに襲われており、クマの危険を身近に感じている。皆さんの安全、安心のために役に立ちたい」と話しました。
市内でのクマによる人身事故は、ことしはありませんが、去年は7件と多発し、8人が襲われてけがをしました。

(写真はクリックすると見られます)







