小中学生たちが理科の自由研究の成果を発表する催しが鹿角市で開かれ、解き明かした不思議を堂々と披露していました。
この鹿角児童生徒理科発表会は、実験や研究をとおして、理科をより好きになってもらおうと、鹿角市と小坂町の理科教師たちでつくる団体などが開いているものです。
56回めのことしは先月24日に鹿角市花輪の「コモッセ」で開かれ、小学1年から中学3年までの、10人と1つの団体が出場しました。
出場者たちが取りあげたのは、甘いトマトの見分け方や、水風呂がサウナのあとに感じ方が違う理由など、日ごろ感じた疑問や興味をもったことなどで、実験や観察をとおし、解き明かした成果を堂々と説明しました。
十和田小2年の黒沢元輔(げんすけ)さんは、アリジゴクが巣にアリ以外のものが入った時の反応を調べました。
甘いもの、黒いものだと反応するという仮説を立てて、甘納豆や消しゴムのかすを入れても変わらず、次に、動くものがいいという仮説のもとに、糸をつけて動かすという実験に手ごたえがあったことを説明しました。
そしてまとめで、「アリジゴクは、巣に落ちてきたものがどんなものか分かるから、頭がいいと思った。ほかにもどんなものに反応するかを調べたい」と発表しました。
主催した鹿角理科教育研究会の黒澤真孝・八幡平小学校長は、「AIやインターネットで調べることが簡単なこの時代に、実験をとおして真実かを確認している。日常生活への提案もあり、研究をどう生かすかという点は将来に生きてくる」と話しています。

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