廃止の支所業務、郵便局で受け付け開始 鹿角市

廃止の支所業務、郵便局で受け付け開始 鹿角市

 鹿角市が支所の廃止にあわせ各地区の郵便局に委託した、申請や税の納付などの手続きの受け付けが始まりました。

 これは、人口減少のほか、コンビニでの支払いの受け付けなどで利用が減っている5つの支所について、経営的視点ももつ行財政改革の一環で廃止するいっぽう、移動手段をもたない高齢者などに配慮し、一部の事務を各支所の近くの郵便局に委託したものです。

 委託した事務は、市の証明印が必要なものなどを除く、支所で行っていたほとんどの手続きと、マイナンバーカードの電子証明書に関する手続きです。

 日本郵便によりますと県内では、行政事務を郵便局に委託していたケースが過去にありましたが、マイナンバーカードの関連事務もあわせて委託したのは鹿角市が初めてです。

 初日の1日、花輪郵便局で取り扱いの開始式が行われ、市と郵便の会社の関係者たちがテープカットで祝いました。

 窓口で手続きを体験した笹本市長は感想として、「郵便局は利用し慣れている場所なので、違和感がないと思った。一度利用したらスムーズにできると思う」と話しました。

 また最初に手続きをした60代の男性は、「郵便局の手続きと両方の用事がある時は、便利だと思う。職員の段取りは慣れてくれば良くなるかもしれないが、駐車場の狭さが心配だ」と話していました。

 市はこの取り組みで、年間で300万円ほどコストを削減できると見込んでいます。

 市では、「限られた行政資源を地域の活力と市民福祉の増進のために集中的に配分している。郵便局と連携し、身近な場所で、これまで以上に便利になったと実感してもらえるようにしていく」としています。

 いっぽう市は同じく1日、職員の働き方改革の一環で、市民向けの窓口がある本庁など4つの施設で、開庁を30分繰り下げるとともに、閉庁を45分繰り上げる、開庁時刻の短縮を始めました。

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