十和田湖への宿泊施設の誘致、1社が応募 環境省

十和田湖への宿泊施設の誘致、1社が応募 環境省

 秋田と青森にまたがる十和田湖の観光拠点、休屋・休平地区の再生、利活用をめざし環境省が誘致する宿泊施設の公募で、1社から応募があったことが公表されました。

 これは、両県の行政、地元の団体、自治会などでつくる「十和田湖1000年会議」の1日の会合で、環境省が説明したものです。

 宿泊施設の誘致は、廃屋の撤去跡地で、民間の知見を活かした、国立公園ならではの宿泊体験を提供するモデル事業として、環境省が全国で初めて行っているものです。

 建設地は、休屋のビジターセンターと遊覧船の桟橋の間で、現在解体が行われているホテルの跡地、8千平方メートルあまりです。

 求める施設として、「十和田湖ならではの付加価値の高い宿泊体験を提供」「十和田湖の風景と調和」「地域の体験アクティビティーと連携したサービスの提供」などを審査の評価基準で位置づけています。

 環境省によりますと、ことし5月下旬に公募をはじめ、先月30日に締め切った結果、1社から応募があったということです。

 行政、学者、旅行会社、観光協会などで審査委員会を設けており、今後、書面による一次審査、企画提案書のプレゼンテーションによる二次審査が行われます。

 事業者が決まるのは、年内もしくは来年1月中とされています。

 環境省では、「観光の情勢や資材高騰などの厳しい面はあったと思うが、ここの自然の価値などを評価してくれた事業者が出たことはありがたい。この地域の魅力を最大限に生かせる最大のチャンスにできるよう、まずは審査する」としています。

 建設のスケジュールは、来年度に設計、令和10年度の着工が予定されています。

(写真はクリックすると見られます)