鹿角市で希少牛肉産地の全国会議 かづの牛のブランド化紹介

鹿角市で希少牛肉産地の全国会議 かづの牛のブランド化紹介

 希少な牛肉の産地の関係者たちによる全国規模の会議が鹿角市で開かれ、地元の「かづの牛」のブランド化の取り組みが紹介されました。

 この会議は、和牛のおよそ9割を占める黒毛和種以外の、「地方特定品種」の産地でつくる団体が、技術や振興策を情報交換しようと、毎年産地を巡り開いているものです。

 およそ10年ぶりとなった鹿角市での開催の初日の30日は、花輪のホテルに8つの道県の産地の関係者およそ50人が集まりました。

 秋田県畜産農協の湊慎吾鹿角支所長が講演し、国のブランド制度、GIへの登録後の状況などを報告しました。

 かづの牛は牛肉としては全国で12か所め、日本短角種としては初のGI登録を去年1月に果たしました。

 登録から1年半ほどの現状について、「認知度が高まったことで、地元での消費で一定の伸びがみられている」とするいっぽう、「全国的な販売量の増加や単価の向上に十分にはつながっていない。消費者が手に取る場所を増やしていきたい」としました。

 また供給側では、後継者不足が変わらずに大きな課題だとし、「GIは生産頭数を増やす制度ではないが、ブランド価値を高め、生産を続けるための経済的な基盤づくりにつなげられる」とし、行政と連携しつつ、対策に取り組む方針を示しました。

 このあと、かづの牛のブランドイメージを明確に伝えて差別化しようと初めて作成された動画が上映され、参加した人たちが熱心に見入ったり、動画を見ながらメモをしたりしていました。

 熊本から訪れていた行政職員の女性は、「動画があると、戦略を分かりやすく示せて、いい取り組みだと思う。後継者不足はどこの産地も一緒なので、打開策を探りたい」と話していました。

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