県も救急医療電話相談 鹿角市の電話「引き続き利用を」

NO IMAGE

 秋田県は、けがや病気の際に病院受診の必要性を専門家に聞ける電話相談を、1日から運用します。先行して運用してきた鹿角市、小坂町の電話相談の存続を問う声が聞かれていますが、市は「継続します。引き続き利用してください」と呼びかけています。

 秋田県が運用を始めるのは、全国で導入が進む短縮ダイヤル「♯(シャープ)7119」です。

 急なけがや病気の時に、看護師などの専門家に、病院受診の必要性などを相談できます。

 鹿角市と小坂町でも、市民、町民が利用できる「テレフォン病院24」と名付けた電話相談を、平成29年度から運用しています。

 県が始める電話相談は平日の午前8時から午後8時までは利用できませんが、鹿角市、小坂町の電話相談は24時間受け付けています。

 市によりますと利用のケースは、受診の必要性や、病気、症状と治療に関する相談、受診すべき病院や診療科の質問、それに気もちに関する相談が多いということです。

 昨年度は年間平均で、一日に1.7件の利用がありました。

 いっぽう利用者が電話をかけた際に、すべてのオペレーターが対応中だった場合、自動アナウンスでかけ直しを求めていますが、そうしたケースの頻度は、昨年度は4.8%でした。

 いっぽう、市の政策アンケートでこの電話相談を知っていると答えた人は24.5%にとどまりました。

 市は電話相談について、「24時間受け付けていることへの安心感や、相談ができて良かったという声などがある。今後も住民の相談窓口として運用し、安心につなげるとともに、地元の医療機関の負担を減らし、医療の維持につなげたい」としています。