国道の整備を秋田県に要望 秋田・青森の市町

国道の整備を秋田県に要望 秋田・青森の市町

 鹿角市や小坂町などを通る国道の整備をめざす沿線の自治体が、秋田県鹿角地域振興局に合同で要望をしました。

 これは、「八戸・能代間」、「角館・大鰐間」、それに「国道454号」の3つの道路の整備促進をめざす団体によるものです。

 29日は、12の市と町の長や議長など17人が秋田県鹿角地域振興局を訪れ、大友秀樹局長に要望書を手渡すとともに、重点に位置づける区間を示し、整備を求めました。重点区間はすべて前年度以前からの継続の要望事項です。

 これに対し、振興局側が重点区間に対する現時点の位置づけを答え、国道282号の鹿角市毛馬内西町と小坂町万谷の間への歩道の設置については、「今年度の一部供用に向けて事業を進めている」と答えました。

 また、小坂ジャンクションの開通後に、町中心部との間で大型車の通行が増えている国道282号の改良については、「苦竹地区の道路改良と濁川地区の交差点改良が完了した。一ノ渡地区、矢柄平(やからたい)地区の早期完成に向けて進める」と説明しました。

 いっぽう国道103号、104号の鹿角市大湯と青森県田子町を結ぶバイパスの計画策定については、「ことし2月の地元、国の勉強会で検証結果について意見交換をしており、今年度は周産期医療などに関する調査をする。今後も方向性を検討する」とし、実現性には言及しませんでした。

 また冬に閉鎖する国道341号の鹿角市と仙北市の間の通年通行の要望に対しても、「冬の安全を確保できないため困難な状況だ。玉川温泉地区が孤立するおそれがあり、緊急車両が鹿角市側からもアクセスできるよう簡易除雪を続ける」と述べるにとどまりました。

 3つの同盟会の会長、副会長を務める笹本市長は、「道路整備は、強い経済と住民の安全を担保する生命線だ。安全安心な住民生活を確保したい」としています。

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