政策のサマーレビューを導入 鹿角市

政策のサマーレビューを導入 鹿角市

 鹿角市は、年度の途中に重要政策を市長が中間評価し、予算編成や事業の企画、見直しに役立てる「サマーレビュー」を試験的に導入しました。

 鹿角市のサマーレビューの導入は、笹本市長の提案によるものです。

 これまでは一般質問や計画づくりの前などに市長が状況を聞くのが一般的な流れでしたが、サマーレビューは軌道修正ができる時期の中間評価や、新たな事業を立ち上げる前の方向性の共有につなげようというものです。

 今回は25日と28日の2日間行われ、市民アンケートの回答や公約を基に笹本市長が選んだ4つの政策について、担当部署の部長、課長から説明を受けたうえで、協議したり指示を出したりしました。

 そのうち鹿角高校の魅力化の事業で笹本市長からは、地域に根ざした学校にするための連携強化や、授業、進路、特色ある取り組みを鹿角高校ブランドとして確立すること、またSNSの活用や住民を巻き込んだ魅力の発信などが指示されたということです。

 28日の定例記者会見で笹本市長はこの事業での成果について、「生徒が30人、40人などまで減ったから議論を始めるのではなく、なぜ今取り組むかや、予算をかけるべきと思っているかをあらためて伝えられたことが大きい」と説明しました。

 またサマーレビュー自体の成果についても、「大きな方向性を市長と職員で共有することが大事であり、現場の実感を聞いたり、自分の思いを伝えたりといった、コミュニケーション的なところの成果が大きい」と述べました。

 鹿角市総合戦略室では、「現時点では試行の段階だが、予算編成の前に政策の方向性を明確にするとともに、早い段階で次年度の戦略を軌道修正できる場にしていく」としています。

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