消防、救急業務を身近に感じてもらおうという催しが鹿角市で開かれ、訪れた人たちが体験コーナーをとおして、地震や火事の備えなどに理解を深めました。
鹿角市、小坂町を管轄する消防本部による「消防フェア」が26日、花輪小深田の自動車販売店の展示場で開かれました。
これまではショッピングセンターで開かれていましたが、消防署に近く、注目度が高い国道脇で開催しようと、店の協力を得たということです。
地震体験車のコーナーは、東日本大震災と同規模の震度7をはじめ、揺れの強さや長さを指定して、体験できるものです。
子ども連れの家族や高齢者などが順に体験車に乗り、徐々に揺れが弱まったと思ったら再び強まったり、いきなり強い揺れが始まったりするなかで、固定されたテーブルにしがみついていました。
子どもと一緒に体験した30代の男性は、「思ったよりも揺れの幅が大きかったし、突然だったので、こわかった。いざという時に何ができるかを考えておきたい」と話していました。
会場にはほかにも、消火器を使った消火訓練や、心肺蘇生法の紹介、けむりの中を歩くテントなどのコーナーが用意され、訪れた人たちが消防署の職員たちからアドバイスを受けながら体験していました。
鹿角広域消防署の成田達人(たつひと)消防司令補は、「消防職員と話をしながら体験してもらえているので、開催して良かった。防火や防災、救急の知識を知る機会になるとともに、消防署を身近に感じて、普段から相談などで利用してほしい」と話しています。

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