リンゴの産地、鹿角市らしい交通安全のキャンペーンが行われ、ドライバーたちにリンゴを配りながら安全運転をアピールしていました。
明治時代からリンゴが栽培されている鹿角市では、収穫直後のリンゴを配りながら安全運転を呼びかける取り組みが恒例になっています。
秋の全国交通安全運動中の23日は鹿角市毛馬内で行われ、交通協会の会員や警察官などおよそ10人が国道の指定場所に集まりました。
そして訪れるドライバーたちに、安全運転のポイントなどが書かれたチラシとともに、リンゴを手渡しました。
用意されたリンゴは、地元で収穫期を迎えている「つがる」およそ300個で、ことしは好天が続いたため出来が良く、甘くてジューシーだということです。
リンゴが色づく前に、「交通安全」と書かれたシールが張られており、食べる人がシールをはがすと4文字が浮かび上がるようになっています。
受け取ったドライバーの40代の女性は、「リンゴの文字を見て、しっかり運転しようとあらためて思いました。リンゴは家族みんなで食べます」と話していました。
鹿角交通協会十和田支部の栁沢善一郎支部長(78)は、「農家が手間をかけて交通安全の文字を浮かび上がらせているリンゴなので、受け取った人の心にも響くと思います」と話しています。
警察によりますとこの時期は日没が早まる夕方に事故が起きる傾向にあり、警察では、「特に夕暮れ時と、横断歩道の周辺を気をつけてほしい」と呼びかけています。

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