福祉をテーマにしたイベントが鹿角市で開かれ、各種の体験をとおして、来場者たちが福祉や、地域のための支援、行動を身近に感じました。
これは、地元の社会福祉協議会などが毎年開いている「おいでよ、ふくしの杜(もり)」と題したイベントです。
19日は花輪の複合施設「コモッセ」に、手話や点字、車いすに乗る体験ができるコーナーや、「子ども食堂」など、22のブースが用意されました。
ネコの保護などをしているボランティアグループのブースでは、多頭飼いの崩壊や、無責任なえさやりによるトラブルが、市内でも起きていることを知ってもらおうとパネルを掲示し、訪れた人たちが足を止めて見入っていました。
また野良猫を安全に捕獲し、不妊や去勢の手術をしたうえで元に戻す「TNR」と呼ばれる活動もパネルで紹介するとともに、活動に協力を求める募金箱が設置されました。
鹿角市のボランティアグループ「ねこさぴ」では、「ネコに悪意はないのに、無責任にえさをあげて、問題になるケースが鹿角でも起きている。困った状況があった時、知った時は相談してほしい」と呼びかけています。
いっぽう、日赤奉仕団のコーナーでは、耐熱性のビニール袋でご飯を炊いたり、パンケーキを作ったりする体験が用意され、訪れた親子などが挑戦していました。
災害が多発するなか、鹿角市日赤奉仕団では、「災害時に家に避難しているケースもあるので、家にある身近なもので対応できるといい。ご飯やお菓子は心の余裕にもつながるので、簡単に作れる方法を覚えておいてほしい」としています。
イベントを主催した鹿角市ボランティア連絡協議会では、「福祉を身近に感じられるようにしたい。地域の支え合い、つながりを深めるきっかけをつくっていく」としています。

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