おいしい新米、集荷始まる 鹿角地域

おいしい新米、集荷始まる 鹿角地域

 いよいよ新米の季節です。鹿角市、小坂町を管轄する農協で、農家が出荷した新米の検査が始まりました。

 鹿角地域のコメの半数ほどを扱うかづの農協で17日、受け入れたコメの等級を格付けする検査が始まりました。

 鹿角市花輪大曲の集荷場では、祈願祭のあと、コメ袋からサンプルが次々と抜き取られ、国家資格をもつ検査員が色や形、水分などを慎重に調べていました。

 農協によりますとことしの生育は、8月末の強い雨で一部の田んぼで倒伏が見られるものの、大きな災害がないため、平年並みの収量が見込まれるとともに、品質も特に良かった去年並みになることが期待されています。

 集荷するコメは、従来の「あきたこまち」から切り替えられた「あきたこまちR」や、鹿角のブランド米「淡雪こまち」などで、11月いっぱいまで続く見とおしです。

 農協ではことしの集荷について、1俵60キロ入りで、7万5千俵を計画していますが、契約の時点で9万俵あまりを取り付けているということです。

 また農家の出荷時に支払う、「概算金」と呼ばれる一時金は、関係者によりますと、あきたこまちRの一等米60キロあたりで、高騰した去年よりは下がるものの、おととし並みの1万7千800円と設定したとみられます。

 農協はコメを出荷する農家に対し、「品質維持のため、適期に刈り取ってほしい」と呼びかけています。

 かづの農協米穀課の田中雄也(かずや)課長は、「鹿角は温暖化でコメ生産の適地になり、上流のきれいな水もある。茶碗に山盛りにして、食べてほしい」と話しています。

 新米が店頭に並ぶのは、来月中旬ごろと見込まれています。

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