水害備え水難救助訓練 鹿角の警察署

水害備え水難救助訓練 鹿角の警察署

 水害が多発するなか、警察によるボートを使った水難救助訓練が鹿角市で行われ、安全、迅速に助け出す方法が確認されました。

 鹿角警察署が16日に行った訓練には、災害時の全署体制の出動を想定し、広い部署から若手署員を中心とした10人あまりと、市の職員が集まりました。

 営業されていない市民プールの「流れるプール」を使って行われ、はじめにゴムボートに乗って前進、旋回、着岸する操作方法が確認されました。

 続いて、冠水した道路の先にいる人を救助する訓練が行われ、胴付きの長靴を身につけた署員たちが、水の中を歩いて助け出す人のもとへ行き、ゴムボートに乗せていました。

 水の中を歩く際、中が見えないため、ふたが開いたマンホールや側溝がないかを確認しようと、進む先の地面を長い棒で突いて、確かめながら進んでいました。

 さらに、冠水した場所が深かったり、救助する人が遠くにいる場合も想定し、署員たちがゴムボートに乗って助けに行く流れも確認していました。

 参加した20代の男性署員は、「水の中を歩く時に一歩一歩が重かったので、流れがある場所では相当難しいと思う。実際の現場では慎重、確実に行動したい」と話していました。

 鹿角警察署の佐藤忍・地域兼交通課長は、「県内で4年連続で水害が起きるなど、いつ発生してもおかしくない状況であり、備えの強化が欠かせない。安全、迅速に救助するために、知識と連携を確実なものにしておく」と話しています。

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