中高生が通いたい高校探る 鹿角高の魅力化で市

中高生が通いたい高校探る 鹿角高の魅力化で市

 地元の中高生に通いたい高校の理想像などを聞くワークショップが鹿角市で開かれ、多様な生徒の集いや、伝統文化にふれる求めなどがありました。

 鹿角市は、地域唯一の高校、鹿角高校に内外から生徒を呼び込もうと、魅力化のビジョンをつくっていて、14日夜は地元の中高生の意見を聴くワークショップを開きました。

 市内4つの中学校と鹿角高校から立候補者や生徒会役員などおよそ30人が集まり、5人ほどのグループに分かれて意見を出し合いました。

 鹿角高校の良いところについては、「部活動に力を入れている」「地域との関わりがある」「学校行事が盛り上がっている」「入学しやすい」などの声がありました。

 本題は、鹿角高校の理想像と、それに向けて自分たちができることです。

 地元の伝統文化にふれたいという要望では、実現の道として、「生徒全員で地元のお祭りに参加する」との提案が出されました。

 また、「プロ選手にも部活動を教わりたい」との求めがあり、実現に向けては、「いい成績を残して有名選手の目にとまるようにする」との意見が上がりました。

 理想像にはほかに、「校則が厳しくない」「校内にコンビニのような店がほしい」「学校でゲームができる」といった、この世代らしい意見が多かったいっぽう、「いろいろな地域の人に入学してほしい」「海外の人に来てほしい」などと多様な集いを求めるグループが複数ありました。

 参加した十和田中3年の女子生徒は、「いろいろな体験をすれば成長できると思うので、様々な地域から生徒が来て、鹿角の文化に触れてもらったり、ほかの地域の文化を共有できたらうれしい」と話していました。

 鹿角市教育総務課では、「これからの学校を担う人たちの声を聴く貴重な機会になった。ビジョンに生かしていきたい」としています。

(写真はクリックすると見られます)