鹿角高の心理的距離探る市民アンケート 鹿角市

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 地域唯一の高校となった鹿角高校について、学校や生徒を身近に感じていない、活動の情報が伝わっていないと考える市民が多いことが、鹿角市の意識調査で分かりました。市は市民とともに現状を打開し、学校の魅力を高めたい考えです。

 この調査は、市がことし5月と6月に行い、18歳以上の489人から回答を得たものです。市は地元唯一の高校の存続に向け、魅力化の取り組みを進めており、アンケートはその参考とする位置づけです。

 鹿角高校との関わりや高校生の存在を身近に感じるかの問いに対し、「あまり感じない」と「ほとんど感じない」と答えた人は、あわせて58.9%に上りました。

 また鹿角高校に対してどのようなイメージをもっているかを、6つの選択肢のなかから3つまで選んでもらったところ、「普段の活動の情報が届いておらず、よくわからない」との回答を44.5%の人が選び、選択肢のなかで最も多くなりました。

 これらについて鹿角市総合戦略室では、「小中学校には住民の代表も参加する協議会などがあるが、高校は保護者と学校というつながりがほとんどで、一般の人は接点をもちにくい。市の魅力化の事業をとおし、情報発信に努める」としています。

 いっぽう、鹿角高校で学んだ生徒たちにどのような大人になってほしいかを、4つの選択肢から1つ選んでもらったところ、「鹿角に住み続けて発展を支える人」が13.9%。

 また「いったん鹿角を離れてもいつかは戻り、外での経験を生かしてくれる人」が33.9%となり、卒業後すぐ、あるいは将来のUターンで、鹿角で活躍する人材を求めている人が、あわせて半数近くにのぼりました。

 対して、「鹿角を離れても、つながりをもち続け、応援してくれる人」が18.6%。「鹿角に限らず活躍する人」が30.7%でした。

 総合戦略室では、「市がめざす、将来の鹿角での活躍を大勢が期待している。市と地域、高校が一体となって、魅力ある教育環境をつくりたい」としています。