クマのルート調査でドローン活用 秋田県が実証試験

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 クマがどのようなルートで山間部から市街地にたどり着いているかなどについて、ドローンを使って詳しく調べられるかを探ろうと、県が実証試験を始めました。

 これは、秋田県自然保護課による取り組みです。

 中心市街地に近い花輪小学校の校舎屋上にドローンが発着する基地を設置し、10日から1か月あまりにわたり、早朝から朝までの4時間と、昼すぎから夜までの8時間、ドローンが自動で、決まったルートを飛びます。

 ドローンが撮影する上空からの映像は、委託業者が常時、リアルタイムで監視します。

 飛行ルートは、中心市街地の東側にある山間地と、市街地の間の、農地や畑などを通るように設定されています。

 そして、クマが市街地にたどり着くルートや、クマが市街地に近づいているかについて、ドローンを使うことでより効果的に調べられるかを探るということです。

 また、運行中にクマを発見した場合は市に連絡され、通常の出没時と同様に市民への周知と、追い払いや捕獲が行われる流れになっています。

 県のこの実証試験は今回が初めてで、鹿角市のあと、北秋田市と秋田市でも行われます。

 全国で市街地へのクマの出没が多発し、死者やけが人が出ているなか、これまで以上の効果的な対策が求められています。

 秋田県自然保護課では、「クマが山から市街地に来ていると想定し、それを確認できるルートを設定した。ドローンの有効性を調べ、結果を市町村と情報共有する」としています。

 いっぽう鹿角市によりますと、同じく中心市街地に近い花輪中学校の周辺でも、ドローンを使ってクマの出没状況を調査する、別の事業者による実証試験が、来月以降に予定されています。