上下水道料金、来春からの値上げ案 小坂町

NO IMAGE

 小坂町は燃料価格などの高騰を受け、上水道と下水道の料金を来年4月に値上げしたい方針を明らかにしました。

 9日の議員全員の協議会への町の説明によりますと、近年の原材料費やエネルギー価格の高騰により上下水道事業では、経費が経営を圧迫しているということです。

 上水道会計では一昨年度から赤字が出始め、下水道会計では来年度以降、毎年2千600万円程度の赤字が続くと見込まれるということです。

 町が上下水道事業の財政シミュレーションをした結果、使用料を現行から、上水道で1.24倍に、下水道で1.9倍に値上げしなければ黒字を維持できないと分かりました。

 ただ、急激な値上げは町民に大きな負担を強いるとし、段階的に値上げする案をまとめました。

 上水道では来年度以降、3年ごとに3回にわけて、下水道では来年度以降、3年ごとに4回にわけて、徐々に値上げしていく計画です。

 一般家庭のモデルケースの月額使用料は、それぞれ税込みで、上水道は現行の5千456円に対し、来年4月は759円多い6千215円に、7年後は千276円多い6千732円と見込まれています。

 また下水道は現行の3千850円に対し、来年4月は979円多い4千829円に、10年後は3千432円多い7千282円と試算されています。

 上下水道料金の値上げについて町は、「安定的なサービスを維持するため、必要になっている」とするいっぽう、「コストの削減にも取り組む」としています。

 世界的な燃料価格の高騰を受け、全国の自治体で近年、上下水道料金を値上げする動きが続いています。

 町は12月議会に使用料の改正案を提案し、可決されれば、来年4月に値上げを始めたい考えです。