就職希望の届け出開始 地元希望過去最少、鹿角管内

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 来年春の高校の卒業予定者による就職希望の届け出が始まりました。鹿角管内では地元就職の希望が、統計がある平成元年以降で最も少なくなっており、事業所側に厳しい状況が続いています。

 新規高卒予定者の就職に向けては、学校からの推薦が週明けの7日に事実上、始まりました。就職試験は16日に解禁されます。

 ハローワーク鹿角の7月末のまとめによりますと、管内の高校、支援学校を来年春に卒業予定で、就職を希望する生徒の数は、全体のおよそ3割にあたる49人です。

 県内への就職の希望者は24人、県外の希望者は25人で、県内の希望が前の年から4人減ったのに対し、県外の希望は7人増えています。

 このため県内希望率の49%は、前の年から12ポイントの大幅ダウンとなっています。

 県内希望率が50%を切ったのは18年前の平成20年度以来ですが、当時、県内希望者が55人いたのに対しことしはおよそ4割の24人で、少子化と進学志向のなか、統計がある平成元年以降で最も少なくなっています。

 いっぽう、新規高卒予定者に対する管内の事業所の求人は56社の149人で、前の年より10人少ないものの、地元就職を希望する生徒の24人に対し大幅に足りていません。

 これらにより7月末の時点で高校生一人に対し事業所から何人の求人があるかを示す管内の求人倍率は6.21倍で、前の年を0.25ポイント上回りました。

 この水準は8年前に4倍を超えるなど、近年上昇傾向にあり、若い働き手の不足を裏づけています。

 ハローワーク鹿角では、「まずは生徒が希望する会社への就職支援を進めていき、進学、公務などからの進路の変更や、希望する職種が変わった場合などに、地元の企業の魅力をアピールし、マッチングしていく」としています。