サイクリングしながら外来植物の駆除 国立公園の八幡平

サイクリングしながら外来植物の駆除 国立公園の八幡平

 癒しの森でのサイクリングと国立公園の敵、外来植物の駆除をセットにした催しが秋田県側の八幡平で行われました。

 ガイド施設「八幡平ビジターセンター」によりますと、高山植物の宝庫と言われる八幡平ですが、訪れた人の靴や自動車に付いて公園に入った種で外来植物が増えていて、貴重な在来種の生息を脅かしています。

 管理する人たちやボランティアなどが駆除を続けていますが、局所的な数は減らせているものの、繁殖の範囲が広がっているということです。

 いっぽうセンターは電動アシスト付きの自転車で、癒しの森をサイクリングする催しを各種行っており、外来植物の駆除とセットにした企画を3年前に始めました。

 そのことしの開催が5日にあり、鹿角市と小坂町から参加した3人がガイドたちとともに、鹿角市内の県道沿いの駐車スペースとスキー場の駐車場を順に訪れました。

 これらの場所はオオハンゴンソウがたくさん根づいており、参加者たちは工具を使って根こそぎ引き抜いていました。

 この日は快晴のサイクリングびよりとなり、参加者たちは涼しい風を浴びながら、緑のトンネルの中のサイクリングを楽しみました。

 参加した小坂町の60代の男性は、「サイクリングは車からの景色とまったく違うし、川のせせらぎ、鳥のさえずりも聞こえて気もちが良かった。外来植物を少しでも減らせるように協力したい」と話していました。

 センターでは、「希少な植物が脅かされている。国立公園の境で食い止める必要もあり、駆除の活動が広がるように、地域の意識を高める、こうした取り組みを続けていく」としています。

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