鹿角市の子どもたちに姉妹都市、ハンガリーのショプロン市に親しみをもってもらおうと、ハンガリーの郷土料理が学校の給食に登場しました。
24年前から姉妹都市として交流している鹿角市とショプロン市が、去年のトップ会談で食文化を生かした交流の促進に合意しており、今回の取り組みが初めて行われました。
提供されたハンガリーの家庭料理「パプリカーシュ・チルケ」は、パプリカを粉末にした香辛料を使って鶏肉を煮るシチューです。
メニューを選んだのは、日本語の指導員としてショプロン市にともに2年間派遣されていた鹿角市の女性2人です。現地で広く親しまれ、日本の子どもにも分かりやすい味わいの料理だということです。
4日、市の給食センターで調理され、市内11の小中学校、特別支援学校の給食で出されました。
花輪小学校の5年生たちおよそ60人は、ハンガリーを紹介する動画を見て、「パプリカが大好きな国」などと聞いたあと、訪問した笹本市長たちとともに給食を食べました。
味わった5年の男子児童は、「野菜スープに似ているけれど、同じような味のものは食べたことがない。パンにつけたらもっとおいしくなった」と話していました。
初代の語学指導員、三上裕子(ひろこ)さん(50)は、「ハンガリーの人たちは昼食を、家族そろって食べていました。食事に誘われて、レストランなどに行くのかと思ったら、おばあさんの家でした」と笑顔で振り返っていました。
また7代め指導員の折戸友美(ともみ)さん(35)は、「ハンガリー料理は、秋田と同じく、濃くて、しょっぱい味でした。食事を1時間、2時間とかけて、家族と一緒に食べていました」と懐かしんでいました。

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