小坂町の観光芝居小屋「康楽館」の運営に町民が意見を寄せる会議が開かれ、公演とあわせたにぎわいづくりを求める声などが出ました。
町立の康楽館は、常設、限定の公演の上演と、文化的、歴史的な価値が高い建物の見学を呼びものにした、小坂町の観光を支えるメーンの施設です。
運営に町民が意見を寄せる協議会が3日に町役場で開かれ、地元の自治会や産業の団体、文化財の関係者など委員およそ10人が参加しました。
話し合いでは、歌舞伎などの公演時に、施設前での地元の店の出店や、市場、飲食店への回遊づくりで、にぎわいにつなげてはどうかという意見が出ました。
提案した委員は、「歌舞伎の時の2千人など、公演に大勢が来ている。にぎわいづくりや経済効果につなげられたらいい」などと述べました。
閉会後の取材で熊谷穎之進委員長(79)は、「施設や町の担当者のほか、関連する人たちと議論し、積極的な取り組みができるといい」と話しました。
いっぽう、施設のスタッフの不足を受け、常設など公演の上映中に施設見学を受け入れないように改めたことが報告されました。
施設側は、「芝居の観劇やほかの観光施設に促したり、施設見学が貴重な機会であることをアピールするなどしていきたい」と説明しました。
また施設内の食事コーナー「そば処」でも、後継者が確保できず、パン、おにぎりなどの軽食の販売に切り替えたことが示されました。
いっぽう4月から7月までの実績について、常設公演はほぼ去年並みの1万人あまり、施設見学は上演中の見学受け入れの取りやめの影響などで、去年から2割ほど減って1万3千人あまりとなっていることが報告されました。

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