鹿角地域のブランド牛肉「かづの牛」の生産現場の担い手を発掘しようと、お試しのツアーが行われ、首都圏の女性が牧場での仕事などを体験しました。
うま味が濃い赤身肉が特長のかづの牛をめぐっては、生産現場の担い手が激減していて、近年のヘルシー志向のなかながら生産頭数を増やせない状況にあります。
都市の若い人などが地方の町の活性化に協力する国の制度「地域おこし協力隊」を使って人材を発掘しようと、市が来年度の採用を予定しており、それに向けて今年度はお試しのツアーを企画しました。
仕事の体験、畜産関係者との懇親会などのメニューと、交通費以外のすべてを市が負担する内容で参加者を募集したところ、初回は神奈川県の20代の女子大学生が参加しました。
今月28日まで3日間の日程のうち、2日めは大湯熊取平の牧場で過ごし、遠くまで草原が広がるすがすがしい環境のなかで、牛追いに参加したり、健康チェックを見学したりました。
参加した女性は、「広い牧場のストレスフリーが気もちいいです。牛が人に対して穏やかに接することも新たな発見になりました」と笑顔を見せていました。
また、「周りの人たちがていねいに接してくれています。安心して人間関係を築けるかが、担い手になるかの判断の決め手になりそう」と話していました。
鹿角市農業振興課では、「かづの牛の現場の担い手が減っており、地域おこし協力隊の制度を使いたい。人材を確保し、生産の維持、拡大を図りたい」としています。








