消防団員たちが放水までの速さと正確さを競う秋田県の大会で、小坂町の上川原班が13年ぶり、2度めの優勝を果たすとともに、町内からは初の全国大会への出場を決めました。
第63回秋田県消防操法大会が今月22日に由利本荘市で開かれ、小坂町の第4分団第3部、上川原班が、県内各地の9つの隊の頂点に立ちました。
選手5人が28日夕方、町役場を訪れ、笑顔で成績を報告しました。
個人表彰も獲得した指揮者の亀田憲人(かめだ・のりひと)部長(53)は、「先に競技した優勝候補がものすごいタイムを出したのを見て、無難に競技して負けたら後悔する、攻めるしかないと一発逆転を狙ったら、本当に逆転できた」と振り返りました。
迎えた細越町長は、自身も長年、消防団員を務め、大会にも出場していたこともあり、「結果を知った時に涙が流れた。全国大会の活躍も期待しているし、消防活動でもほかの分団を引っ張っていってほしい」と話しました。
練習は毎年、大会の2か月も前から、そして週6日という熱心さですが、「40世帯くらいしかないので、選手同士が幼馴染だったり家族のような関係で、練習も楽しい」という上川原班。鹿角市、小坂町の支部の予選はこの20年ほどで優勝が17回、そして13連覇中です。
いっぽう、全国大会は2つの種目が隔年で交互に行われているため、出場は狭き門で、亀田部長は、「全県の分団が4年に一度のチャンスにベストをもってくるから、全国大会がある年の優勝は特に難しいし、それができて涙が出るほどうれしい」と話しています。
小坂町からの全国大会出場は初めてで、鹿角市からは6回出ていますが、鹿角、小坂の支部でみますと実に38年ぶりです。
亀田部長は、「ことしのタイムと得点でできれば、全国優勝も十分可能だと思っている。練習どおりに臨みたい」と闘志を燃やしています。








