小坂町のワイナリーでことし採れたブドウによる仕込みが始まり、品質のいいブドウが集まっていることで、出来が期待されています。
小坂町藤原にある町立の「小坂七滝ワイナリー」では、ことし収穫されたブドウによる仕込みが29日に始まりました。
初日は、運び込まれたブドウから茎を取り除き、実を軽くつぶしてからタンクに仕込む作業が行われました。
甘酸っぱい香りがただよう作業場でワイナリーの男性が、ブドウを品質や状態を見ながら破砕機に入れたあと、果汁にしてタンクに仕込んでいました。
そうして仕込んだ果汁は、発酵、熟成などを経て、ワインになります。
現在収穫が進んでいるブドウは、このワイナリーで主力商品の赤ワインになるヤマブドウ「小公子」と、白ワインになる白ブドウ「ポートランド」で、いずれもワイナリーの近くの鴇(ときと)地区で栽培されたものです。
ワイナリーによりますとことしのブドウは、今月中の好天続きと、収穫直前の昼夜の寒暖差で、色づきが良く、粒がそろい、糖度が高い、抜群の出来だということです。
醸造の管理者、成田大祐さん(32)は、「ことしも農家から品質の高いブドウを届けてもらい、ワイン造りに向けて身の引き締まる思いがしますし、去年、国際コンクールで金賞をとったことで責任を感じています」と話します。
そして、「飲んでくれた人たちが、飲んでいて楽しい、おいしいと思ってくれるワインをことしも造りたい」と意気込んでいます。
ことし産のブドウによるワインは3万本の製造が計画され、12月1日には新酒「ヌーボー」の発売が予定されています。

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