祭りの継承と観光活用へ提案 鹿角市で研究の大学生

祭りの継承と観光活用へ提案 鹿角市で研究の大学生

 鹿角市で地域の活性化策を研究している大学生たちが成果を発表する催しがあり、祭りを支援する新たな仕組みや、デジタル技術を活用した魅力の発信などを提案しました。

 鹿角市は首都圏などの大学生を招き、地域の活性化策を研究してもらっていて、今月24日には武蔵野大学の1年生11人が成果を市民に発表する催しが花輪の複合施設「まちなかオフィス」でありました。

 この学生たちは、祭りの継承と観光への活用をさらに進めようと、関係者へのインタビューや、祭りへの参加などをとおし、提案をまとめました。

 発表でいっぽうの班は、大学生が鹿角市の祭りやイベントに継続的に関わる、「ムサシカレンジャー」と題した新たな仕組みの創設を提案しました。

 観光客ではなく、祭りのサポーターとして関わり続ける人を武蔵野大学内で募集して、大学から鹿角への人の流れをつくり、将来的には募集を全国に広げたいという構想です。

 発表者は、「学生が全力で祭りを楽しむことで、熱狂と体験が次のステップにつながる」と可能性を示しました。

 もういっぽうの班は、町の各地におはやしを楽しめる二次元コードを配置することや、花輪ばやしのリズムゲームの制作を提案しました。

 そして、「デジタルとリアルを融合させることで、花輪ばやしの魅力を次の世代や地域外に強く発信できる」と効果を見込みました。

 また花輪ばやしの体験や関係者へのインタビューをとおし、「祭りの魅力を人がつくり、その熱意が次の人を呼ぶ好循環を生んでいる」と気づいたとし、地域の人にも共有しました。

 訪れていた60代の男性は、「大学生らしいアイデアで面白かった。発表した学生たち自身もレンジャーになって、何度も鹿角に来てほしい」と話していました。

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