特殊詐欺の被害が多発するなか、詐欺の電話をブロックする無料アプリの使用を呼びかけるキャンペーンが鹿角市の駅で行われました。
かつて特殊詐欺の被害の中心は高齢者でしたが、近年は若い人にも及んでいるほか、中高生などが「闇バイト」「売り子」など犯罪をする側として巻き込まれるケースも出ています。
こうしたことを踏まえ鹿角警察署が25日、高校生の下校時刻にあわせ、鹿角花輪駅でキャンペーンを行いました。
署員たちは、特殊詐欺の電話や国際電話の着信をブロックする無料アプリがダウンロードできる二次元コード付きのチラシを配布しつつ、「ブロックできるアプリがあることを知っていますか」「よかったら使ってください」などと呼びかけていました。
また駅構内にブースを設けて立ち寄ってもらい、アプリのダウンロードの方法や、国際電話の利用休止の手続きがあることを紹介していました。
話を聞いた鹿角市に住む高校1年の女子生徒は、「特殊詐欺の手口がいろいろあると聞いていますが、詳しくは知りません。チラシを家族と一緒に読んで、みんなで気をつけたい」と話していました。
警察によりますと鹿角管内では去年、特殊詐欺の被害の報告が2件あり、被害額はあわせて428万円でした。ほかにも被害届を提出していないケースなどがあるということです。
鹿角警察署では、「特殊詐欺の被害が増加傾向にあるほか、最近は若い人もだまされている。ぜひアプリを利用して、被害に遭わない、被害につながる電話を受信しない対策をとってほしい」としています。

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