鹿角地域唯一の高校に内外から生徒を呼び込もうと、地元一丸で取り組む協議会の会議が開かれ、下宿の確保が喫緊の課題になっていることなどを共有しました。
地元の行政と産業団体、学校の後援組織などでつくる鹿角高校支援協議会が26日夕方、花輪の式典会場で開かれました。
互いの取り組みを確認するとともに、引き続き下宿の受け入れへの取り次ぎなどに力を注いでいくことを申し合わせました。
事務局によりますと、今年度に下宿を利用している生徒は、地域外から入学したスキー部と野球部の20人あまりで、5か所に分散しています。
そのうち協議会の働きかけで去年3月に確保された鹿角市花輪久保田の下宿は、20ほどの一人部屋があり、現時点で10人ほどが利用しています。
そうしたなか、学校と市が来年度から、地域外から生徒を呼び込む全国的な制度「地域みらい留学」に参加することにしており、さらなる下宿の確保が喫緊の課題になっています。
地域みらい留学に参加する高校、自治体が首都圏に集まり開かれたフェアに参加した市の職員は、この日の会議で、「ブースに来た保護者と中学生は、住まいに大きな関心を寄せていた」と報告しました。
またこの1年半の下宿をめぐる状況について事務局などは、「安心した住環境と補助があることが鹿角高校を選んだ決め手と話している」「ハードの確保、食事、管理する人という、環境が整っていることが呼び込みで大事だとあらためて分かった」などと話しました。
協議会会長の児玉政明・部活動後援会長は、「県内の先行事例として注目もある。市外、県外から生徒を呼び込めるよう、力を入れていく」としています。

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