定数、報酬の意見割れる 鹿角市議会

定数、報酬の意見割れる 鹿角市議会

 鹿角市の議員たちが定数、報酬について意見を出し合う会議が開かれ、定数については維持と削減の求めが、報酬の議論では増額、減額、維持で割れました。

 定数、報酬などを検討中の議会改革検討委員会が、議員から広く意見を聞こうと開催を要請した議員全員の協議会が26日にあり、欠席1人を除く17人が出席しました。

 議論では、施設や学校の統廃合など市民生活に大きく影響することを審議する局面にあることを意識した意見が多く聞かれました。

 定数について、「難しい案件を精査、議論しなければいけないなか、定数を減らすのは疑問だ」とか、「人口規模にあわせて定数を減らすのは当然だが、学校、保育園の統合などを議論するなか、極端な削減は好ましくないため、2人減とするべき」などです。

 報酬についても厳しい局面を踏まえた声があり、「行政の縮小、統合など市民生活の負担が増える局面に入っているなかで、報酬を上げるのは市民の理解が得られない」との考えが示されました。

 報酬についてはほかに、「近年2度減額しており、増額というより元の額に戻す形がいい」、また「使途の報告が必要な政務活動費を引き上げ、その分報酬を減らしてはどうか」などの意見もありました。

 この日、発言した議員は一部でしたが、出された提案は、定数では2人減を3人、維持を1人が求めました。

 報酬では、増額を2人、維持を1人、減額を1人が提案しました。

 議員の意見聴取ではことし6月に全員へのアンケートも行っていて、定数の削減と、報酬の維持をともにおよそ6割の議員が求めていました。

 議会改革検討委員会の栗山尚記委員長は、「検討委員会の委員が変わる来年3月までにはある程度の方向性を出したい」としています。

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