連携、協力の協定を結んでいる鹿角市と東京都葛飾区のトップ会談が行われ、修学旅行で訪問するモデル事業など、新たな連携を探りました。
これは、協定の締結からちょうど10年が経ち、さらなる連携に向けて鹿角市が葛飾区長を招いたものです。前日夜には地元の祭典の観覧に招待しました。
21日、市役所の会議室で笹本市長、青木区長が向かい合って座り、鹿角市が提案した4つの事業について意見を交わしました。
そのなかで鹿角市側は、40年以上行っている、よつぎ小との交流を中学生まで発展させ、行き来することを提案するとともに、鹿角市の中学生が来年度に修学旅行で訪問する計画を説明しました。
青木区長は受け入れについて、「伝統産業を作る体験メニューなどがすでにある」としたほか、訪問の可能性では、「区立小中学校の修学旅行を無償化しており、国内はどこでも範囲にある。鹿角市プラスどこかを回ることなどが考えられる」との見解を示しました。
いっぽう、区民をモニターにした二地域居住のモデル事業への協力を鹿角市側が求めたのに対しては、「週末に海岸や山間部などで過ごすスタイルがあり、鹿角市を知り、結果として拠点をつくることにつながればいい。産業界など、いろいろな交流の仕方がある」などと述べました。
このほか鹿角市側は、葛飾区内の大学の研究を来年度に招く事業や、鹿角市内で発電された再生可能エネルギーの電力を葛飾区内の公共施設や区民に供給する構想などを示し、協力を求めました。
笹本市長は、「交流を続けるだけでなく、お互いの地域資源や強みを生かしながら、双方の課題解決や地域活性化につながる取り組みへと発展させたい」と話しています。
両市区の交流、連携ではこれまでに、区などが開くイベントへの参加や、鹿角産米の給食への提供、二酸化炭素の削減、吸収量を売買する制度の活用などがすでに行われています。

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