鉱山の跡地を中学生がガイドする催しが鹿角市尾去沢で行われ、施設が一般公開を終えた転換点を乗り越え、生徒たちが熱のこもった活動を繰り広げました。
尾去沢中学校では16年前から旧鉱山を使った観光施設でガイドをしてきましたが、施設の受け入れがことし4月、社会教育の団体客の限定に変わりました。
それでも学校や生徒たちは、かつて国内最大級だった、わが町が誇る鉱山の発信を続けることとし、今年度は5月から、校内を坑道に見立てて練習するなどしてきました。
20日、全校44人が施設「史跡尾去沢鉱山」に集まり、歓迎の歌や踊りを披露したあと、ガイド、受付と案内、伝統芸能の披露の3つのグループで来場者を迎えました。
坑道をガイドするグループでは「脱マニュアル」を目標に掲げて練習してきたそうで、通常のガイドをしながら、「鹿角で何かおいしいものは食べましたか。よかったら参考にしてください」と言って、手作りのパンフレットを手渡すなどしていました。
案内を受けた大館市の70代の男性は、「歴史と伝統をつないでいこうというパワーを感じた。すばらしい。ぜひ続けていってほしい」と話していました。
ガイドのリーダー、3年の山口真陽(まはる)さんは、「自分たちも楽しみながらお客さんにも楽しんでもらおうと思って、取り組みました。喜んでもらえてうれしいです」と充実した表情を見せていました。
学校では、「施設の一般公開の終了のあと、地域の人たちとも話し合い、一人でも多くの子が故郷、尾去沢に誇りをもってほしいという声があった。生まれ育った地域に誇りをもてる子を育てるために続けていきたい」としています。








